tel

塗料のグレードはどう選ぶ? シリコン・フッ素・無機の違いと費用差|姫路市 塗り替えの窓口パワーペイント

2026.10.07

「シリコンとフッ素、どっちがいいんでしょうか」。

見積もりをお渡ししたあとに、いちばん多くいただくご質問です。

塗料にはグレードと呼ばれるランクがあり、価格も、もつ年数も違います。ただ、高いものを選べば必ず得をする、という話ではありません。 あと何年その家に住むか、次に誰が住むか。そこまで含めて考える必要があります。

この記事では、グレードごとの違いと費用差、そして「何年住むか」から逆算する選び方をお伝えします。

塗り替えの窓口として、姫路市の外壁塗装専門店パワーペイントが、現場で実際にお客様と一緒に考えている順番でご説明します。

この記事の目次

塗料のグレードとは何か

グレードとは、塗料に含まれる樹脂の種類のことです。樹脂は塗膜の骨格にあたる成分で、これが紫外線にどれだけ耐えられるかで、もつ年数が決まります。

価格の安い順に、アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル制御型、フッ素、無機。この並びがそのまま耐用年数の順になります。

この記事を読むと、次のことが分かるようになります。

  • グレードごとの耐用年数と、30坪の住宅での費用の目安
  • 1年あたりの費用で比べたときに、どれが得になるのか
  • グレードより先に確認すべきこと

グレード別の耐用年数と費用

塗料グレード別の耐用年数と費用の目安を示した棒グラフ

一般的な30坪の戸建て(塗装面積120平方メートル前後)を想定した目安です。金額は建物の形状、劣化の程度、付帯部の範囲によって変わります。あくまで幅としてお考えください。

塗料そのものの規格や性能表示については、日本塗料工業会のサイトが参考になります。

アクリルは、今はほとんど使いません

最も安いグレードですが、耐用年数が5年から7年程度と短く、戸建ての外壁に使うことはまずありません。足場を組む費用を考えると、割に合わないためです。

1年あたりで比べると見え方が変わります

ここが、この記事で最もお伝えしたい部分です。

総額だけを見ると、シリコンが安く、無機が高く見えます。ですが、総額を耐用年数で割ると、順番が変わります。

グレード総額の目安耐用年数1年あたり
シリコン85万円13年約6.5万円
ラジカル制御型95万円14年約6.8万円
フッ素115万円18年約6.4万円
無機140万円22年約6.4万円

1年あたりで見ると、どのグレードもそれほど変わりません。つまり「どれが得か」は、金額ではなく年数の使い方で決まります。

さらに、塗り替えのたびに足場代が15万円から25万円かかります。塗り替え回数が1回減れば、その分がまるごと浮く計算です。

高いグレードが向かない場合もあります

正直にお伝えしますが、フッ素や無機をおすすめしない場合があります。

あと10年以内に住み替えや相続を考えている場合

20年もつ塗料を選んでも、その家に20年住まないのであれば、差額は回収できません。売却を予定しているなら、見た目がきれいになれば目的は果たせます。

下地の傷みが進んでいる場合

塗料のグレードは、下地の寿命を超えられません。 サイディングの反りや浮き、モルタルの大きなひび割れがある状態で高級塗料を塗っても、下地のほうが先に限界を迎えます。

この場合は、グレードを下げて浮いた予算を下地補修に回すほうが、建物のためになります。

初期費用の負担が大きい場合

無理に高いグレードを選んで、必要な付帯部の塗装や補修を削ってしまうのは本末転倒です。雨樋や破風を塗らずに外壁だけ無機にしても、傷むのは塗らなかった場所からです。

グレード以外に効く3つの要素

同じ塗料を使っても、仕上がりと持ちは変わります。効くのは次の3つです。

下地処理

高圧洗浄で汚れと古い塗膜を落とし、ひび割れを補修し、シーリングを打ち替える。この工程の丁寧さが、塗料のグレード差より大きく効きます。 手を抜いても、仕上がった直後の見た目は変わりません。差が出るのは数年後です。

塗る回数と乾燥時間

下塗り、中塗り、上塗りの3回が基本です。各工程のあいだには、メーカーが定めた乾燥時間があります。工期を詰めるためにここを短縮すると、塗膜が本来の性能を出せません。

塗る量

塗料には、1平方メートルあたりに使う量の基準があります。薄く延ばせば缶数は減りますが、塗膜も薄くなります。見積書に使用缶数が書かれているか、確認してみてください。

見積書で確認すべきこと

  • 塗料のメーカー名と商品名が書かれているか … 「シリコン塗料」とだけ書かれた見積書では、何を使うのか分かりません
  • 何回塗りか … 下塗り・中塗り・上塗りが分かれて記載されているか
  • 使用缶数または使用量 … 塗る量の根拠になります
  • 付帯部の塗料が別に書かれているか … 外壁と付帯部では使う塗料が違います
  • メーカー保証と自社保証の違い … 保証年数が何に対するものかを確認してください

商品名が分かれば、メーカーのサイトで性能も価格帯も調べられます。調べられる状態で見積書を出す会社は、それだけで信頼できます。

後悔しないために、次にすべきこと

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

グレードを決める前に、ご家族で「この家にあと何年住むか」を話してみてください。15年なのか、30年なのか。それが決まれば、選ぶべきグレードはほぼ決まります。

そして、下地の状態を先に確認してください。下地が傷んでいるなら、グレードの議論は後回しです。

姫路市の塗り替えの窓口として、パワーペイントでは無料の劣化診断を承っています。下地の状態をご報告したうえで、ご予算と住む年数に合うグレードを一緒に考えます。

まとめ

  • 塗料のグレードは樹脂の種類。価格と耐用年数がほぼ比例する
  • 30坪でシリコン70万〜100万円、フッ素100万〜130万円、無機120万〜160万円が目安
  • 1年あたりで割るとどのグレードも大きく変わらない。年数の使い方で決まる
  • 塗り替え回数が1回減れば足場代15万〜25万円が浮く
  • あと10年以内に住み替えるなら、高いグレードの差額は回収しにくい
  • 塗料のグレードは下地の寿命を超えられない。下地補修が先
  • 見積書にメーカー名・商品名・塗り回数・使用缶数があるか確認する

次にやるべきことは、たった1つです。この家にあと何年住むかを決めましょう。

今日からできることとして、お手元の見積書に塗料の商品名が書かれているか見てみてください。書かれていれば、メーカーのサイトで性能を調べられます。

外壁の塗り替えでお困りのことは、姫路市の塗り替えの窓口・パワーペイントにお任せください。無料点検・お見積もりを承っています。

用語の解説

  • グレード:塗料に使われている樹脂の種類によるランク。アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル制御型、フッ素、無機の順に耐用年数が長くなります
  • ラジカル制御型:紫外線で発生する劣化因子(ラジカル)の働きを抑える成分を加えた塗料。シリコンとフッ素の中間に位置づけられます
  • 無機塗料:ガラスや鉱物などの無機成分を混ぜた塗料。紫外線で分解されにくく、耐用年数が最も長い分類です
  • 付帯部:外壁と屋根以外の塗装箇所。雨樋、破風、軒天、雨戸、水切りなどを指します

あわせて読みたい

LINEで簡単相談LINEで簡単相談

見積もり無料 お気軽にお問合せください Tel. 0120-03-1616

兵庫県地域密着!安心と信頼の外壁塗装店です。
ご相談・お見積もり・診断は無料です。

見積もり無料 お気軽にお問合せください